セルフタイトレーションとは、糖尿病治療の一種です。
より詳しく理解するために、順を追って説明していきます。
≪そもそも糖尿病とは?≫
糖尿病とはインスリンが必要なときにうまく働かないため、血中に流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。
よく間違った認識をされる場合も多いのですが、生活習慣病からくる第2糖尿病はインスリンが生成されないわけではありません。インスリンは膵臓が生成するホルモンの一種ですが、膵臓が疲れていると食後すぐにインスリンが生成されず、食後からタイミングがズレてしまうのです。これが生活習慣病からくる糖尿病の特徴です。
≪糖尿病治療とセルフタイトレーション≫
インスリンが働かないと、食後の血糖値が一気に上昇し、合併症や心筋梗塞の原因となります。
そのため、糖尿病の患者さんは治療として、基本的に一日に3~4回ほど、食後などに決められた量のインスリンの投与が必要となります。
それに対しセルフタイトレーションは、自身で血糖値を計測し、投与するインスリンの量を決定する治療法です。
≪セルフタイトレーションが必要な理由≫
セルフタイトレーションの必要性については医院によってそれぞれ定義がことなりますが、一般的にはインスリンを含む薬の量を減量させる目的があります。
薬は摂取し続けることにより肝臓やその他内臓に大きな負担を与えます。そのため、できる限り“危険のない範囲”で薬の量を減量しコントロールすることを目指すのがセルフタイトレーションのメリットなのです。
≪セルフタイトレーションとあわせて自分でできるケア≫

セルフタイトレーションでは運動や食事制限はもちろんですが、サプリメントや自然療法を取り入れることも可能です。
糖尿病の原因となる弱った膵臓の状態を改善し、そして肝臓の負担を減らして肝機能を高めてあげることで、より効果的な治療が見込めるかもしれません。
また、生活習慣病から発展しやすい糖尿病のリスクを避けるには、CBDでの予防が効果的と言われています。
CBDは血糖値をさげたり、肝機能を高める効果が期待されているためです。