MCTオイルとは中鎖脂肪酸100%のオイルのことです。
普段私達が摂取している脂肪酸には主に以下のような種類があります。
脂肪酸の種類 | 特徴 | 含まれる食品 |
短鎖脂肪酸 | ・素早く分解・吸収される・体内脂肪として蓄積されにくい・その他健康効果が認められている | ・牛乳などの乳製品・お酢 |
中鎖脂肪酸 | ・素早く分解・吸収される・体内脂肪として蓄積されにくい・その他健康効果が認められている | ・MCTオイル・ココナッツオイル・パームオイル・母乳 |
長鎖脂肪酸 | ・短/中鎖脂肪酸に比べ、代謝や消化に時間がかかる・体内脂肪として蓄積されやすい | ・食用オイル全般・マーガリン |
n-3系不飽和脂肪酸(オメガ3) | ・短/中鎖脂肪酸に比べて代謝や消化に時間がかかる・体内に脂肪として蓄積されにくい | ・鮭、マグロ、サンマ、サバ・甲殻類・亜麻仁油 |
脂肪酸は種類によってそれぞれ特徴があり、また、含まれている食品も分かれているのですね。
≪CBDオイルがMCTオイルで希釈される理由≫

CBDオイルの成分表を確認してみると、ほとんどの製品がMCTオイルまたはココナッツオイルで希釈されています。素早い吸収が期待される中鎖脂肪酸は、CBDオイルの希釈成分として適しているのです。実は、CBDオイルはそのままの100%の濃度で摂取しても体内に吸収される量がごくわずかなんだそう。
でも、中鎖脂肪酸と一緒に摂取することで、脂肪細胞とCBDの結びつきを促し、吸収率が高く、そして素早い効果が期待できるのです。
≪CBDとMCTオイルの組合わせがベスト≫

中鎖脂肪酸が含まれるオイルの中で、もっとも含有率が高いのはMCTオイルです。上述でもお伝えしましたが、MCTオイルは100%中鎖脂肪酸でできているからです。中鎖脂肪酸の含有率が高いココナッツオイルと比べても、より高い効果が期待できるでしょう。
また、MCTオイルはほぼ無味無臭のため、フレーバーを付けやすく、自分好みのアイテムを見つけやすくなくなります。ティンクチャーを選ぶ際には成分表にMCTオイルの記載があるかぜひ確認してみてください。