エンドカンナビノイド(ECS)とは、人間やほ乳類に生まれながらに備わる、恒常性(身体調整機能)の一つです。ECSは体内のあらゆるところに存在するカンナビノイド受容体CB1、CB2と内因性カンナビノイドが結合することで、正常に機能しています。
ECSの体への影響

ECSは以下のような恒常性に作用しています。
- 食欲
- 睡眠
- 運動
- 血流
- 血圧
- 精神
- 痛み
- 肌トラブル
恒常性とは、人が疲れれば眠くなり、エネルギー不足ならお腹が空き、運動をすれば心拍があがるように、思考とは別に生きていくために体が反応する様子のことをいいます。
つまり、恒常性を司る機能のひとつであるECSは、上記で羅列した以外にも、人のあらゆる機能に影響を与えるということですね。
ECSは正常に機能している場合、人は健康を保てている場合が多いです。ただし、ECSのバランスが崩れると、さまざまなお悩みや疾患となる可能性も…
ECSが乱れる原因とは?

ECSは体内の内因性カンナビノイドが減少及び欠乏することで、バランスを崩してしまいます。これは“カンナビノイド欠乏症”と呼ばれ、過度なストレスや疲労、加齢などが原因で起こるとされています。
カンナビノイド欠乏症によるメジャーな症状としては、不眠や睡眠障害、自立神経の乱れや免疫力の低下、イライラや精神的疾患、慢性的な痛みなどがあげられます。さらに、上述でお伝えしたように、恒常性にダイレクトに影響を与えるために、症状には個人差もあります。
ECSのバランスを整えるには?

カンナビノイド欠乏症によって起こるECSの乱れには、内因性カンナビノイドを補ってあげる必要があります。そこで注目されたのがCBDを含む麻のカンナビノイドです。
CB1、CB2と相互関係を結ぶ植物性カンナビノイドは、もっとも簡単にカンナビノイド欠乏症の改善をサポートできる成分といわれています。
CBD製品を利用し、体内外問わずカンナビノイドを補ってあげることで、お悩みの改善に繋がるかもしれません。