THCとはテトラヒドロカンナビノールの略です。
大麻草に含まれるカンナビジオールの一種で、マリファナの主成分である“精神活性作用”としても有名ですね。
THCを摂取すると、脳と中枢神経に無数に存在するカンナビノイド受容体が結合し、体に影響を与えます。
効果や副作用については以下の通り。
Contents
効果と副作用

≪嗜好的効果≫
- リラックス作用
- 高揚感
- 鎮痛作用
≪医療的効果≫
- 不眠症改善
- 吐き気を和らげる
- 抗炎症作用
- 鎮痛作用
- 多発性硬化症改善
- 緑内障治療
- ADHD改善
- ガン細胞抑制
≪副作用≫
- 口の渇き
- 目の充血
- 記憶障害
- 脳細胞へのダメージ
- 心身的依存
※使用容量を守ってご使用になった場合には、酷い副作用の心配はないとされています。
THCとCBDの違い

THCとCBDの大きな違いと言えば「精神活性作用の有無」です。THCを摂取することで、お酒に酔ったような陶酔感や、笑いが止まらなくなるなど、いわゆるハイになる症状がみられます。CBDにはそうした効果はないということですね。
同じカンナビノイドであっても、CBDは精神活性作用のある需要体を活性化させる要素がないため、THCとCBDには効果に違いがあるとされています。
また、THCを違法としている地域や国があるのに対し、CBDのみの製品ならより多くの場所で利用許可されています。
THCのメリット

THCはこれまで嫌煙されがちだった歴史がありますが、大麻草の中ではメインとなる主成分です。CBD製品でもアントラージュ効果(相乗効果)を得るためにとても重要な役割を担っています。
CBD製品はTHCが含有されているフルスペクトラム製品と、含有されていないブロードスペクトラム/アイソレート製品の3種類に分かれています。
そして、とくに高い効果が期待できるのが、THCが含有されているフルスペクトラムなのです。それは、ヘンプに含まれる全ての成分を一緒に摂取することでより高いアントラージュ効果を期待できるため。また、一般的に販売されている製品はTHC含有率0.3%以下のヘンプを利用しているため、副作用や依存性の心配もありません。
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