CBD分析証明書とは、CBDを分析した結果を表した証明書のことで、製造元から入手することができます。(消費者の場合はメーカーで確認できます。) 主に消費者や販売取引先、輸出入の際などに必要な書類となります。
下記で詳しい読み方やチェックしておきたいポイントについてご紹介します。
テストした製品

まずはどの製品に対して分析した結果なのかを確認する必要があります。通常は左上の方に製品の正式名称などが記載されており、以下の結果はこの製品についてのものであるということがわかります。
成分配合率

麻に含まれるカンナビノイドがどのような割合で製品に含まれているのか、分析した結果になります。主なチェックポイントとしてはCBDやTHCなど、主流となる成分の確認です。
ただし、近年その他カンナビノイドの良好な研究結果も出ています。特にCBDAやCBGAなど性質上、配合率が不安定になりやすい成分に関してもチェックしてみるのがおすすめです。 さらに詳しい分析証明書になると、その他の成分についても確認が可能。
フルスペクトラム製品の場合は、テルペンや栄養素などもチェックしてみましょう。
分析日

分析日と証明書の作成日は当然ながら異なります。ただし、証明書の作成日と分析日があまりにもかけ離れている場合、何かしらの問題がある可能性も。
また、カンナビノイドやヘンプに関する法律は、日々更新されています。そのため、日付の確認も重要となります。
Limit of Quantitation

分析方法や検出限界値を把握することで、分析証明書自体が信用できるものなのか確認することができます。
Limit of Quantitation(LOQ)は、成分の検出限界値が表されている項目です。
例えば該当する分析方法ではTHCを0.02%までしか計測できないとします。すると、万が一THCが0.01%含まれていても、結果は「0%」になります。0.02%以下は計測できないということですね。LOQができるだけ高レベルであることが、良い製品の特徴にも繋がるのです。
このようにCBD分析証明書はビジネス間だけでなく、消費者にとっても確認しておきたい書類といえますね。