BCPとは一般的に生理活性作用のある植物由来の成分を言います。
CBDとの区別が難しいというお声が多い為、今回はBCPとCBDを比較しながら詳しくご紹介していきたいと思います。
BCPとCBDの性質の違い
まずはBCPとCBDの性質の違いを明確にしておきましょう。
実際大きな差があるというよりは、“くくりの違い”という認識が正しいようです。
[BCP]
・30,000種類以上の植物が原料となる天然成分。
・多くの場合、麻、コパイバ、ブラックペッパー、クローブなどから抽出されたものが出回っている。
・テルペンやカンナビノイドなど、生理活性作用のある特定の成分全体のことを指す。
[CBD]
・カンナビジオールと呼ばれる生理活性成分で、ほとんどの場合麻から抽出される。(中には化学薬品などを用いて生成されることもある)
・THCをはじめとするその他カンナビノイドは含まれない
BCPとCBDの作用の違い
BCP及びCBDはほ乳類の体内に備わるカンナビノイド受容体と結びつくことで、人の体に影響を与えます。
BCPとCBDを区別する上で知っておくべき受容体の特徴は以下の通り。
- カンナビノイド受容体CB1…主に脳や神経系に影響を与える
- カンナビノイド受容体CB2…主に内分泌液や免疫システムに影響を与える

この受容体の特徴を踏まえ、BCPとCBDの作用の違いを見ていきましょう。
[BCP]
・体内に備わるカンナビノイド受容体CB2とより高い結合性がある。
・CB2にダイレクトに作用するため、内分泌や免疫システムに関する作用はCBDよりも大きいといわれている。
[CBD]
・CB1、CB2の両者に結合性がある。
・脳や神経系にも影響を与えるため、緊張の緩和やストレスによる症状改善をサポートする。
・CBDはCB2に対して間接的に結合するため、内分泌や免疫システムに関する効果はBCPよりも低い可能性があると言われている。
BCPをより効果的に摂取する方法
実際のところBCPのより高い効果を求めるのであれば、CBDと同時に摂取するのがおすすめです。なぜなら、内分泌のバランスや免疫力を整えるには、ストレスの緩和も重要だからです。
つまり、BCPのみでケアするよりもCBDで脳や神経系を同時ケアするほうが相乗効果を期待できるというわけですね。

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