医療大麻とはその名の通り、医療に用いられる大麻のことです。
大麻は一体どのような医療的効果があるのでしょうか?
現在医療大麻で用いられる主な症状としては、以下のようなものがあります。

医療大麻でもっとも有名なのは、てんかん治療薬としての効果ではないでしょうか?
実はアメリカで爆発的人気となったCBDも、もともと難治性てんかんを煩うひとりの少女の症状回復がきっかけとなったといわれています。
これまで酷い発作と化学薬品の副作用で歩くことすらできなかった少女が、医療大麻を用いた治療のおかげで、元気に通常の生活をおくれるようになったのです。
これがきっかけで、当時医療大麻が許可されていた州には、医療大麻難民とよばれる同じ病気を持つ人や家族が引っ越してくるほど。全米で医療大麻の効果が認められた瞬間といっても過言ではありません。
また、痛みの緩和に対してはさまざまな疾患やお悩みに処方されています。
末期ガンで傷みが辛い人から、怪我による慢性痛、PMSなど女性特有の悩みまで。依存性や副作用の心配がいらないCBDは、継続的に摂取することができるため、医療面でも急速な広がりを見せています。

医療で利用される大麻は、さまざまな姿をしています。
一般的に多いのは、CBDオイルです。
フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートなど、患者の年齢や症状などによって、処方される薬は異なります。
また、最近ではコロナウイルスに対する治療薬としても研究が進められています。
CBDなどのカンナビスはコロナウイルス自体を殺菌する効果がありませんが、人の体内にウイルスが侵入してくるのを防いだり、またウイルスの生成を抑制する効果があるのがわかったそう。

現在はアメリカやヨーロッパ、アジアではタイや韓国が医療大麻を取り入れており、今後更なる研究が進められ、市場が広がることが予想されています。
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