ヘンプもマリファナも同じ大麻草の仲間です。
詳しく言うと、どちらも「カンナビス・サティバ」と呼ばれるアサ科アサ属の植物になります。
では、ヘンプとマリファナにはどのような違いがあるのでしょうか。
THCの含有率が違う

ヘンプとマリファナの大きな違いの1つであり、また両者を分ける基準とも言えるのが、“THCの含有率の違い”です。
大麻草の種類 | THCの含有率 |
ヘンプ | 0.3%以下 |
マリファナ | 最大30% |
つまり、ヘンプには精神活性作用がほとんど含まれておらず、逆にマリファナには多くのTHCが含まれているということですね。
CBDの含有率が違う

ヘンプはCBDの抽出と商業利用に品種改良された品種です。
そのためマリファナに比べてCBDの含有率が圧倒的に多く、治療やサプリ的感覚で利用することができるというワケなんです。
使用目的が違う

ヘンプは先ほどもお伝えしたとおり、産業用として幅広い使用用途があります。 それに対しマリファナは、これまで違法な嗜好品として、主に煙りを吸引してハイになるために利用されてきました。
つまり、CBDは疾患の改善及び、健康維持を使用目的としており、マリファナは精神活性作用を目的としているということです。
ヘンプとマリファナの利用注意点

ヘンプとマリファナには主に上記のような注意点がありますが、利用する上で注意点があります。それは、“表記の仕方”です。
インターネット上には“ヘンプ”“大麻草”“マリファナ”“カンナビス”などさまざまな表記がありますが、中には間違ったニュアンスで記載されているものも… もともとヘンプは大麻草でありながら、マリファナと区別するために浸けられた名前です。
現在研究段階ではありますが、ヘンプとマリファナから抽出されたCBDは効果に違いがあるとも言われています。 ヘンプとマリファナの違いなどをしっかり把握し、製品選びに役立ててくださいね。