麻薬取締法が制定され、厳しい管理下にあったアジアでの大麻草使用。ですが、ここ数年でその状況が一変しました!今回は大麻草とアジアの歴史についてご紹介していきます。
大麻草とアジアの歴史
グリーンラッシュがきっかけで、昨今アジアでも大麻草由来の製品やCBD製品の流通が劇的に増えています。でも、実のところ、大麻草は欧米や欧州よりもアジアで先に使われ始めたのをご存じですか?
その歴史は4800年以上前にさかのぼります。当時、大麻草は中国やインドなどで使われ始めたといわれ、薬として生活に取り入れられてきました。
中国やインドから受け継がれた大麻草の利用方法は、徐々にアジア全土にも浸透し、のちに中東→欧州→欧米へと広がっていったのです。
もともとは医療目的で取り入れられてきた大麻草ですが、時間が経過するとともに嗜好品としての認知も広がりました。
その後世界で戦争が勃発し、第二次世界大戦以降に多くの国で大麻草の利用が禁止となったのです。
そして現在、欧州→アメリカ→中東などで大麻草が解禁となり、またアジア圏へその流れが戻ってきています。
もともと大麻草はアジア圏で使われていたという経緯があったのですね!

広がるアジアでの医療大麻について
CBD製品が浸透してきているアジア圏では、早くも医療大麻を合法化している国があります。
それが、タイと韓国です。
まず先に医療大麻が解禁となったタイですが、すでに大きな医院も建設され、ネット予約の患者さんが殺到しています。
さらに法改正され、現在は各家庭でも制限付きで大麻草の栽培ができるほか、品質の良いヘンプは国が買い取る制度まで準備が進んでいるんです。
タイはアジア圏の中でも群を抜く、大麻草先進国といわれています。
また、韓国でも医療大麻がスタートしました。
実際、大麻草を熟知している医師が不足していることや、アジア先進国の大麻草に対するネガティブな認識などもあり、タイほど浸透している様子は見られません。
ただし、今後大麻草の市場は急成長するといわれており、韓国がアジアの先進国でいち早く医療大麻を取り入れたことは、大きな経済効果につながると予想されています。
このように、アジアでも徐々に大麻のある生活が戻ってきていることがわかりますね。

アジアでの大麻草の利用方法
アジアでの大麻草の使い方のほとんどがCBD製品による医療大麻といわれています。
昔から衣食住に利用されていた麻ですが、栽培が禁止されていたこともあり、多くの製品はアメリカやヨーロッパからの輸入品です。
現在アジア圏でも大麻草栽培やCBD製品の製造販売に関する法律に対して、改正の動きが出ています。今や数億円を超える大麻市場。欧米欧州に比べてかなり遅れを取っていることもあり、急ピッチでの対策が期待されています。
まとめ
今回はアジアと大麻草の歴史についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?実はアジア圏が初めて大麻草を使いはじめたというところには驚きでしたね。これからの市場の成長が楽しみです。