コーシャ認定とは、ユダヤ教の資格を有する“ラバイ”が交付する認定のことです。聞き慣れない言葉があると思うので、順番に確認していきましょう。
【コーシャとは】
コーシャ(コーシャフード)は、ユダヤ教徒が食べても良いとされる「清浄な食べ物」のことを指します。つまり、ユダヤ教で食べても良い食べ物のことです。
口にしても良い食品といけない食品の代表的な規約は以下のようになっています。
1、「分かれた蹄を持ち、反芻する」種。ひづめが二股に分かれている反芻種の動物のみ口にして良いそう。(牛、ヒツジ、ヤギ、シカなど)
豚は反芻種に属していないため、食すことができません。
2、限られた種類の鳥類のみ食すことができる。(鶏、カモ、七面鳥など)
3、うろことヒレがある魚介類のみ食すことができる。(エビやイカ、たこはNG)
ユダヤ教の聖典にはさらに詳しく記載されており、国の規定として定めています。
【ラバイとは】
ラバイとはユダヤ教を導く者のことを指すそうです。聖典では“解説者”などと記載されていますが、現代ではユダヤ教の神学校を卒業した教師や祭典の進行、説教を行なう人のことを言います。キリスト教で例えると教会の牧師のような立ち位置です。
ラバイはユダヤ教の聖典に精通しており、各国においてコーシャ認定を交付することが可能です。
【コーシャ認定】

第二次世界対戦以降、粗悪な食品や、添加物の含有、製造工程の機械化などが進み、食品の質が低下しました。そんな時に安心して口にできる食品マークとして登場したのがコーシャ認定なのです。今やコーシャ認定はアメリカにおいて最も安心できる食品認定マークとされ、そのステータスは急伸しています。
【コーシャ認定の確認方法】
コーシャ認定された製品のパッケージに記載があります。食品だけでなくサプリメントにも配布されているため、購入前にチェックしてみてください。
また、CBD製品にも同じようにコーシャ認定されたものがあります。毎日継続的に摂取するCBDをより安全に利用するためにも、コーシャ認定のある製品がおすすめです。